
越前の空を仰げば、福井市街を静かに見守る足羽山の懐に、千五百余年の歳月を刻む足羽神社が鎮座している。
ここはかつて荒ぶる九頭竜川を鎮め、豊かな平野を拓いたと伝わる第二十六代・継体天皇を主祭神と仰ぐ、越前開拓の祖神。古来より越前五社の一端を担い、土地の平穏を祈り続けてきた古刹。
一歩境内に足を踏み入れれば、そこには下界の喧騒を忘れさせる清廉な空気が満ちている。
とりわけ春の訪れとともに、参拝者の目を奪うのが、福井市の天然記念物にも指定されているしだれ桜。
幾多の冬を越えてきたその老木は、四方へと美しく枝を垂らし、薄紅色の花びらが滝のように降り注ぐ様は、まさに筆舌に尽くしがたい風情。夜闇に浮かび上がるその姿は、いにしえの神苑に舞い降りた夢幻のごとき美しさを湛えている。

しだれ桜の全体図

満開のしだれ桜。見事じゃのう。わざわざ見に来た甲斐があったわい。

おそらくあと数日遅ければこの景は逃していたはずです。とても良いタイミングでした。

桜は一年の中でも僅かの期間しか満開にならん、撮影には難しい対象じゃが苦労するに値する美しさじゃのう。

下から見上げたしだれ桜。

下から見上げるとしだれ桜の迫力が一番伝わるのう。ずっと同じ態勢じゃと首が疲れるが

我々が持っている一番広角のレンズでも、このしだれ桜の全景は捉えられません。もっと広角なレンズが欲しくなりますな。

俗世を離れたくて夜桜を鑑賞していたら、物欲が出てくるとか面白いのう

手を伸ばせば触れられるほど、垂れているしだれ桜。

広角なレンズが無くても、お金が無くても、このしだれ桜の撮影は楽しめるのう。

しだれ桜はどうしてもその見事な全景を撮りたくなりますが、あえて寄ってみるのも乙でございます。

しだれ桜の縦構図。

下へ垂れているしだれ桜は、縦構図が一番自然に捉えられる構図かもしれんのう。

自分たちはこれまで横構図で写真を撮るのが当たり前と思っていましたが、縦構図もありだとこのしだれ桜を撮影して思いました。

今の若い衆たちはインスタやTikTokの影響で縦撮影がデフォの様じゃよ。

以前観光地で若者に写真撮影を頼まれて、横で撮影しようとしたら縦でお願いしますと言われてショックを受けました。

狛犬としだれ桜。

この桜は樹齢380年と大昔から存在するが、それを見るものや撮影するものの価値観はその時代で変化、移ろい往くものじゃのう。

自分たちは横構図が好きですが、構図はこうあるべしと決めつけずに色んな撮り方を試していきたいですね。

足羽神社の本殿。

せっかくなので何かお願いをしていきましょう。

贅沢は言わないので超広角レンズとLeica SL3が欲しいです。
































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