
福井県敦賀市。日本海に面した天然の良港を擁し、古来より北陸から畿内へ抜ける街道の要衝として栄えた港町である。その市街地の北東に鎮座するのが、北陸道総鎮守、越前国一宮として名高い気比神宮。
創建は702年と伝えられる。主祭神は伊奢沙別命。御食津大神とも称される食物の神で、この神を祀るのは全国で気比神宮のみとされる。海上交通の安全、農漁業、衣食住の生活全般を守る神として、千三百年以上にわたり朝廷からも武将からも篤い崇敬を受けてきた。仲哀天皇、神功皇后、応神天皇との関わりも深く、古代史にその名を刻む古社である。
敦賀市は福井県であり北陸地方だが、JR西の新快速一本でここまで来ることができる。サンダーバードに乗れば1時間24分、新快速なら2時間41分と時間は倍違うが料金も倍違う。暇な無職の自分は新快速一択。
気比神宮へのアクセスは、JR敦賀駅から徒歩約十五分。駅前から「シンボルロード」と呼ばれるアーケード街を北西へ進めば、宇宙戦艦ヤマトや銀河鉄道999の像を眺めながら向かうことができる。バスなら、ぐるっと敦賀周遊バスで約三分、「氣比神宮」下車。車では北陸自動車道・敦賀ICから約十分で、無料駐車場も用意されている。

朱塗りの大鳥居を間近に見上げる構図、雪が降りしきる。

敦賀駅についた時は晴れておったのに、いつの間にか雪が降ってきたのう。

後から振り返るとこの日から北陸は今シーズンで一番の積雪でした。

雪を撮影したくて北陸まで来た甲斐があったのう。

北陸は積雪量なら北海道にも負けない豪雪地帯ですからね。

大鳥居を斜め横から捉えた構図。

街の真ん中にある神社じゃが、ワシら以外に全く人がおらんのう。

これから大雪ってニュースが流れていましたからね。

人が少ないと写真撮影が捗るのう。

ただ神社は閉門が早いので早いところ本殿へ参りましょう。

笠木に巴紋と菊の御神紋、雨か雪が筋となって降り注ぐ。

金地に黒で『氣比神宮』とあるのう。柱の上には巴の紋と菊の御紋。社の名を高々と掲げた、正式な顔じゃ。

これぞ表玄関ですな。鳥居越しに、まっすぐ奥の社殿が見通せます。雪をかぶった屋根の反りが、幾重にも重なって美しい。

空気が湿って、朱がしっとりと深く沈んでおる。乾いた晴れの日とは別の顔じゃ。これも一期一会よ。

さて、鳥居をくぐって、いよいよ神前へ参りましょうか。かなり寒くなってきましたし。

屋根は白く積もり、奥の御扉まわりには橙色の灯りがともる。

屋根に雪が積もって、社殿が白い帽子をかぶっておるようじゃのう。実に静かな景色じゃのう。

水墨画の世界に、灯りのオレンジがほのかに輝いています。

灯りだけが温かいのう。あの一点の橙があるからこそ、まわりの寒さと静けさが際立つ。引き算の妙よ。

宗匠の黒茶碗と同じ理屈ですな。余計を消すからこそ、残った一点が光る。

気比神社の表参道口。

ワシらが参拝しておったら、神主さん的な人が門を閉めにきたのう。

気比神社は午後5時に閉門となります。私たちはギリギリでした。

雪が降りだしたのもここ1時間じゃったしタイミング的には良かったのう。では新快速に乗って大阪へ帰ろうかのう。

ニュースによると大雪で今日以降は滋賀と福井間は電車不通だそうです。

真冬の福井で野宿はちとハードじゃのう。

お昼ご飯も食べなかったのでもうフラフラです。

ワシも疲れたのう。なんだかとても眠いんじゃ。パトラッシュ・・・

ヨーロッパ軒。ソースカツ丼の名店として名高い。

このままだと凍死確定なので、このオレンジ色に輝くお店に入り暖を取りましょう。

パトラッシュ・・・

雪国ならではの風除室な構造。

風が無いだけでかなり寒さが違うのう。雪国ならでは工夫じゃ。

雪国だけじゃなく風が強い地域なら設置されていますよ。宮古島のファミマにも風除室がありました。

なんでも良いから早う入ろうぞ。

ヨーロッパ軒の店内。暖色系と落ち着いた照明。

何を注文しましょうか?

香川県に来て何を食べましょうか?と聞くような質問じゃのう。


ではやはりコレしかありませんな。

さよう。福井県人のソウルフードをいただこうぞ。

ソースカツ丼、わかめと麩の味噌汁、千切りキャベツのサラダ。奥にはたっぷりお茶が入ったヤカン。

来ましたよ宗匠、これが本場のソースカツ丼。ご覧ください、飴色のカツが丼を覆い隠さんばかりに山と盛られておる。飯が見えぬほどの大盤振る舞いです。

ソースが染み込んでおるのに衣はサクサクじゃのう。

箸休めの漬物やサラダが良いバランスですね。

ヤカンに入っているお茶が旨すぎるのう。

ソースカツを食べて、ご飯を食べて、お茶を飲んで、ソースカツを(ry。

大雪の日に、暖かい店でソースカツ丼と共に飲むお茶は最高じゃのう。













































































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