鶴橋商店街は、大阪府大阪市の鶴橋駅周辺に広がるアーケード商店街である。
戦時中の建物疎開で空き地となった駅前に、昭和20年の秋、闇市が広まったのが始まりである。近鉄と旧国鉄が交わる鶴橋は戦前から交通と物流の要衝であり、戦時中の空襲で鉄道が壊滅的被害を受けなかったことが、ここに人と物が集まった要因となった。
昭和21年頃にはいくつかの商店会が結成され、現在の商店街の原型ができあがる。近鉄線が奈良や三重と結ばれていたため、食材の集散地としての機能も担った。
アーケードは昭和30年4月、中央商店会、中央会、鶴新会に設置されたものを皮切りに昭和30年代前半に建設が進み、生野区側は昭和40年前後に整備された。つまりこの迷宮は、一人の建築家が引いた図面の産物ではなく、商店主それぞれの増築が七十年以上積み重なった結果の集合建築である。
周辺には見どころが多い。鶴橋駅から徒歩約10分の御幸通を中心に、約150店舗が軒を連ねる生野コリアタウンが広がる。こちらは戦前からの商店街で、戦後の闇市から出発した鶴橋商店街とは成り立ちそのものが異なる。





























































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